2023年3月号 感謝の数だけ幸せがある

 

感謝の深さが幸せの大きさに比例する

幸せになりたければ、感謝すればいいのです。

幸せな気持ちの時や、幸せな気分にさせてくれる人に、感謝するのは当然だし、簡単にできます。

感謝の心を深めたければ、逆境の真只中で、感謝できる自分に成長すればよいのです。

しかし湧き上がる思いの中に埋没して苦しんでいる時は、とても感謝できる心境ではありませんね。

逆に怒り心頭に達していたり、悲しみの真っただ中、またひどく落ち込んでいるかもしれません。

 

しかし、その時こそが、自分の人生を本物の幸せにするために神からあたえられたチャンス

なぜなら、過去から積み重ねたマイナスの思いが、大きく消えて行く、そのプロセスが、逆境の中でもがいている今ここの状態です。

なのにそれを嫌がっていたら、消えるどころか、さらにマイナスを蓄積する結果になります。

潜在意識の中のマイナスを消し去ってもらえることを喜び、感謝した結果、感謝は深まって幸せ一杯になれるのです。

 

感謝行で感謝三昧になる

そんな時、苦しみを超えて何が何でも、感謝三昧になるには、無我夢中で「ありがとうございます」を唱え続けることです。

「ありがとうございます」はそのための真言なのですから。

 

その感謝を、神様に向けることで本物の深い感謝になる

友から贈り物をもらった時は、それを自宅までとどけてくれた宅配便の担当者に感謝するのではなく、送り主の友人に感謝しますね。

それと同様、全てのプラスの送り主は、人や出来事ではなく、神なのです。

神に感謝を向けることを忘れていたら、その場その時の幸せはあっても、永遠で無条件の本物の幸せにはなれません。

雄と雌、男と女が常に50%づつに調整して命の存続を可能している存在、酸素と二酸化炭素の割合がいつも一定であるように植物と動物の割合が狂わないよう調整している存在、そして命そのものをあらしめている存在である神に、感謝をむけることが一番重要なことなのです。

人類は、神への感謝をわすれ、欲望でより豊かに、より便利にと、欲望を膨らませた結果、空気の組成成分の割合を狂わせ、温暖化で地球環境はとても危うい状態で、多くの生き物の命が失われつつあるのです。

 

マイナスこそ、無条件の幸せな人生への最大最高のチャンス

マイナスの出来事が起きた時は、すごいチャンスなのですから、何が何でも、感謝へと意識を持ってゆくこと、感謝の意識が湧き上がってくるまで「ありがとうございます」を唱え続けることが、無条件の幸せへの道なのです。

 

感謝できない時というのは、心の自由を失っている

プラスの良い状態が続くと、それが当たり前になり、そうでなくてはならないという執着心がおきて、現状がマイナスに見えています。そしてプラスを求める気持ちにおちいり、心の自由を失い、心が固まっている状態です。

 

神にしっかりと感謝を届ける為に、今ここを生きること、それが今世生まれてきた目的なのです。