2022年10月号 感謝に勝る能力なし

 

感謝に勝る能力なし

辛いことが起きた時には、ショックを受けて落ち込んだり、怒ったり、絶望したりします。

でも、本当は辛い時こそ、感謝を深めるチャンスなのです。

なぜかと言うと、潜在意識に辛い出来事の真の原因が存在しています。

普段は潜在化していて現実として表面にあらわれていませんが、それが出来事となってあらわれたのが、辛い現象なのです。

そして、表面化、現実化したときには、潜在化しているマイナスが消える絶好のチャンスなのです。

いえ、現実化したということは、その出来事自体が消えようとしておきているのです。

ところが、マイナスが起きた時、そのマイナスに意識をむけて、つらい気持ちを心一杯に膨らませてしまいがちです。

当然辛い気持ちやショックな気持ちの時にそのマイナスを言葉にしていますね。

せっかく消えようとして表面に浮かび上がってきたのに、また言語化してその出来事を思い煩い、又潜在意識にそのマイナスをインプリンティング(入力)してしまうのです。

その時、今すでに潜在意識に入っているマイナスと、今、思い患い言語化したマイナスが、掛け算になるので何倍にも何百何万倍にもなって、又潜在意識に大きなマイナスを膨らませてしまっているのです。

その結果は、いうまでもなく、同じマイナスの出来事を人生で、これからも体験し続け、そのたびにさらに大きなマイナスへと膨らんでいくのですから、大変なことなのです。

 

マイナスこそ感謝いっぱいの心になるチャンス

しかしその時にこそ、そのマイナスに対して、感謝をすると、マイナスが大きく消えて、その感謝が大きな絶対プラスのエネルギーとなり、さらに感謝一杯の潜在意識になるのです。

感謝は、全てのマイナスを消して最高最大の喜びに変えます。

感謝によって、どんな状況、どんな環境、どんな条件のもとであっても、無条件に幸せになるのです。

 

感謝行は神様への感謝への道

しかし、辛いことが起きている真最中にそのマイナスが起きたことに感謝をするのは至難の業ですね。

でも真言としての「ありがとうございます」を唱えることで、心はどんどん感謝の波動、感謝パワーを膨らませてゆくことが出来ます。

マイナスの出来事は、神なる自分に戻る為に、心の浄化作用として起きているのです。

 

プラスを探して感謝行

シンプルに「ありがとうございます」をとなえるだけでは、つい「やっぱり嫌だ!」「もうダメだ!」等の強いマイナス感情や、マイナスについての思いが沸き起こり、感謝への気持ちや感謝行を邪魔してしまします。

そういう時には、ちょっと勇気とパワーを振り起して、マイナスの出来事は横に置いて、感謝すべきプラスを一つ一つとひたすら探し、そのプラスに対して「ありがとうございます」を唱えましょう。

そうして感謝行をひたすらやり続けることで、やはり絶対プラスのエネルギーとか感謝の意識がどんどん高まってゆきます。

 

マイナスこそ、無条件の幸せな人生への最大最高のチャンス

マイナスの出来事が起きた時は、すごいチャンスなのですから、何が何でも、感謝へと意識を持ってゆくこと、感謝の意識が湧き上がってくるまで「ありがとうございます」を唱え続けることが、無条件の幸せへの道なのです。