2021年9月号 完全な自由の中で生きる

完全な自由の中で生きる

人間は完全なる自由を与えられています。

つまり自分の人生を自由に選び取ることが出来るのです。

言葉を自由に選択できるからです。

言葉通りの人生を歩むことが出来る、これは誰にとっても、どんな状況の中にいても無関係に、絶対の約束なのです。

つまり自分の未来の目標地点を自分で選び取り、それを言葉として駆使してゆけば、必ず言葉通りになるという真理に後押ししてもらえ、いつか必ず目標は現実化するのです。

 

言葉の使い方の法則

ただ、言葉の使い方を間違えると、とんでもないことになってしまいます。

まず一つは、言葉通りという真理に文法は何の影響もないということです。

例えば、「失敗しない」という言葉は、文法的には失敗を否定しているのですが、真理に文法は無関係で「失敗」という言葉どおり失敗してしまうことになります。

「病気を治す」とか「怒らない」なども「病気」や「怒る」という言葉が、真理に後押しされるため、マイナスになってしまいます。

「元気いっぱい!」とか「優しくしよう」という言葉を選ぶと「元気」や「優しい」のパワーがアップしてゆきます。

つまり、マイナスを阻止する努力は、ともするとマイナスを助長することになってしまいます。

そしてもう一つの言葉選びの条件は、真理の働く次元には、過去も未来もない、常に「今ここ」だけだから「今ここ」の状態を言葉にすることです。

例えば、明日の仕事を成功させたい時に「成功したい」というのではなく、「今ここ」ですでに「成功しました」又は「成功しつつあります」というようにプラスの状況に中に自分が存在していることを言葉にすることが大切です。

また「成功したい」とか「成功しますように・・・」では、そのあとに心の中で「(成功したい)けど失敗するかも」とか「失敗したらどうしよう」等という気持ちがあったりすると、失敗という言葉を無意識に思い浮かべている可能性もあります。

 

そして三つ目、できるだけ具体的な言葉、簡単で短い言葉が、力を持つのです。

「〇〇性△疾患が改善して、スポーツをしたい」よりも「元気いっぱい、テニスが楽しい」のほうが、「今ここ」で具体的で力のある言葉で、言葉の神様の後押し、応援が大きくなります。

言いかえると、自分の潜在意識にインプットされた言葉は必ずいつか現実化しますが、具体的で簡単な言葉の方が潜在意識に、明確に入るのです。

 

 

選び取った言葉を後押し

常に絶対の法則、つまり神なる存在は、人間の自由を無視してひっぱらない、本人の選び取った目標を言葉を、後押しするということです。

不幸になる目標を選んでも決して否定せず、着々と言葉通りになってゆくのです。

ただ言葉の力を持って後押しをするのです。

だから本物の幸せを選び取る自由と責任は自分自身にあるのです。

 

 

おまかせで無条件の幸せに生きる

ただ、自分の未来の夢を自分で決め追い求めるのも、自由ですが、全てを神計らいにお任せした方が、ずっと大きく本物で永続する幸せと安らぎの中で暮らせます。

神計らいは、自分で想うどんな未来への想定より上をゆき、そして全部見通してプラスにプラスによくなるようになってゆくのです。

神計らいにお任せするために、今ここで、選ぶ言葉が「ありがとうございます」なのです。

「ありがとうございます」の中には「無限の幸せ」「無限健康」「無限の喜び、安らぎ、成功」等の全ての最高プラスが実現して、「今ここが無条件に幸せである」を現した言霊なのです。

いえ、もっと正確にいうと、「ありがとうございます」と言った瞬間、本当にもうすでに最高最大の幸せの中にいるのです。

そう感じられないのは、自分が積み重ねた言葉が邪魔していて、マイナスの現実を生み出し、マイナスの思いを実感しているからであって、「ありがとうございます」は絶対プラスの言霊なのです。