2020年8月号 人生は自己イメージで決まる

人生は自己イメージで決める

勝ち続けている将棋士の藤井聡太氏や、引退した野球界のヒーローのイチロー選手など、群を抜いて強い人は、人の何倍もの研鑽努力を積んでいることはもちろんですが、無意識にも意識的にも「勝つ」イメージを持っている人です。

逆に実力はあるのに、勝てない人もいます。

 

実力があり何度も今回は優勝か、と期待されるのにいつも二位で終わってしまうゴルフの選手がおられました。

彼女は試合に向かう伊丹空港の書店で、野坂の著書「笑顔の魔法」という本を購入し飛行機内で読み、その日の試合で半信半疑ながら「ありがとうございます」を唱えながら、競技をすると、何と初めて優勝をしたのです。

そのことは大々的に各新聞に掲載されました。

彼女は「私なんかが優勝したら・・・」と心の中で否定し、「優勝するというイメージ」がまるきりなかったのです。

それに加えて「もし優勝したら仲間にたくさん御馳走をする必要があるので大変だ」というイメージもあったとのこと、それらのマイナスイメージが優勝を阻んでいたのです。

 

今、コロナの第二波かとおもわれる感染が、心配されていますが、これもコロナウィルスに意識を向けてイメージし「怖い」「感染したら・・・」と心配するエネルギー、イメージが、返って感染を招いてしまうのです。

強いプラスの自己イメージを持っている人は、十分な努力をしていることがさらに強固な「勝てる」「大丈夫」というプラス言葉とイメージをつくります。

ですので、マスクや手洗いなどコロナ対策は、ぬかりなくした上で、しっかりと「無限健康、ありがたい、ありがとうございます」「私は幸せ、ありがとうございます」という言葉とイメージを、しっかりと掴みましょう。

 

そのためには、言葉の繰り返しが必要なのです。

テレビをつけると、コロナに対する恐れを誘発するような情報や言葉が流れてきて潜在意識にしっかりとインプットしてしまいます。

それに負けないように、「無限健康、ありがたい、ありがとうございます」と本質の自分を言葉にして感謝行をしっかりと実践することが、何よりも求められます。

どれだけ、続けて繰り返せるかが、人生を変えるのです。

 

言葉が自己イメージをつくる

言葉にしていないと、すぐ、現実理解に流されて、無限の能力、無限のパワー、無限の愛なる本質の自分は、隠れてしまい、自分が作った肉体人間としての自分のイメージにのっとられてしまいます。

 

「ありがとうございます」が絶対プラスの存在である本当の自分をあらわす言葉

言葉にすることは、何よりも大切な事なのです。そしてすべてのプラス、無限のプラス、絶対プラスを全て含んだ言葉が「ありがとうございます」なのです。

 

潜在意識に潜み自分の人生を台無しにしているマイナスを消すのも「ありがとうございます」という真言なのです。

消したと同時に無限のプラス、絶対プラスの本質の自分を引き出すのです。