2010年 10月号 「一生幸せに生きる方法」

2010年 10月号

テーマ・・・一生幸せに生きる方法

開け放した窓から流れ込む秋風のなんと美しく涼やかなことか・・・このように大自然は待っているだけで、春や秋を運んできてくれますが、自分の運命は自分持ち、自分の使う言葉をしっかりと管理し選ばなければ、ただ待っていても幸せはやってきません。
私達は自分の環境に良いものが集まってくれば幸せ、いやなことが集まってくると不幸だと認識します。家族や上司や友人が、貴方にとても優しい言葉をかけ優しく接してくれると「なんとうれしい」と思い、逆につらく当られたとたん怒り苦しみ「失礼な!」等と思います。お金があって好きな家や車や洋服を買えるとハッピーですが、借金が山積みだと息苦しく不安に押しつぶされそうに感じるでしょう。
良き物、良き出来事を目や耳で認識し実感すると「なんて美しいの!」とか「うまくいって良かった」などと言葉にして喜びます。悪しき物、悪しき出来事を認識し実感したら「最悪だ!」とか「なんで私はいつもこうなの。ああ、つらい」などと言葉にして苦しみます。
「何をいまさら、そんなこと当たり前」だと思いますよね。でもここが問題なのです。自分の使った言葉が次の現実を創る、つまりあなたの幸不幸の眞の原因なのです。何の考えもなく目の前の物を認識し感じると同時に、心中で、または口に出して言語化し現実を創る事を繰り返すと、環境の奴隷になって振り回されてしまい、運命に翻弄されて生きることになるのです。
先に言葉を立てるのです。そしてその言葉が現実化した結果、目の前に現れた現実という現象を味わい楽しみながら生きるのが、自分の人生に責任を持った生き方です。マイナスの出来事や物は、どんなに気になっても苦しくても勇気を持って無視するのです。

プラスの言葉を先に立ててプラスを引き寄せて楽しむのですが、注意事項が一つあります。人間は楽しいことが続くと、だんだん麻痺してしまい飽きてきて楽しくなくなる、だからさらに強い刺激を求めて際限なくなるのです。だからしまいに人生がつまらなくなってしまいます。
ではどうすればいいのか、永遠に幸せを味わい続ける生き方をお教えしましょう。それはまずプラスの言葉をたてて、その言葉どおりの素敵な現実を感謝して受け取るのです。
「ありがとうございます」というのは感謝の言葉であり、真理つまり神の名前でもあります。神から与えられたこの幸せを謙虚に感謝して受け取ると、永遠にあきることなく喜び、幸せを味わいつくすことが出来、さらに大きく大きく言葉どおりありがたいことのみが人生を埋め尽くしてくるのです。
「ありがとうございます」を自分の心の中心に立てて生きていると、この一瞬の一呼吸さえも涙がでるほどありがたく思え、与えられている事や物全てに感謝の気持ちがわきあがってきます。また自然が、あでやかで美しく味わい尽くせるようになってきます。
ですから「ありがとうございます」という言葉は、幸せに生きる為の命綱です。絶対に手放さないでください。無限の無限のありがとうございます。
             

のさかれいこ