2014年4号 冬の後の春だからうれしい

プラスを味わうためにマイナスの出来事はあるのです

今日はとても温かい陽気で、とうとう桜の蕾もほころび始め、そこかしこが薄桃色に染まり始めました。「もう春、うれしい!あゝ~幸せ!」ってつぶやいているのは、私だけではないでしょう。今年の冬は本当に寒かったから、余計にうれしい!!ずっと春なら喜びはないでしょう。

そう、大きなマイナスの後に、喜びや幸せ感はやってくるのですね。例えば当たり前に食べられたりトイレに行ける事に喜びを感じるのは、病が癒えた時です。

 

心の大掃除と繰り返しの法則

真実を理解するとさらに、マイナスの出来事の必要性とその意味に感動します。

心に貯まりに貯まったマイナスがあふれた時、人生に病気やトラブルというマイナスが起きるのですが、マイナスが病気やトラブルとして形に現れた時に、心に貯まったマイナスが大掃除されて心が大きく澄み清まり、心身が軽くなります。だからマイナスな出来事を経験するほど、心はプラス波動になるので運気は大きくアップするのです。

 ところが、人々はそういう法則を知らず、「病気になった。大変だ!」等とそのトラブルをマイナスに見てマイナスの言葉で表現します。これでは、病気という形を取ることでせっかくマイナスが消えたのに、また病気という言葉を繰り返し、心に病気というマイナス言葉を取り入れ、心に貯めた言葉通りにいずれまた病気にかかる運命をたどってしまう、そういう人がほとんどです。笑顔セラピーではこれを繰り返しの法則とよび、マイナスの繰り返しに陥らないよう警告しています。現実に対処してうまく生きる努力よりも、このように知らないと大損をするスピリチュアルな叡智を持つことが何より大切なのです。

 

人は感謝行によって、必ず幸せになれる

 でも、形に現れて消えるのは、あまり歓迎したくないことですね。どうすれば、形に現れずに心に貯まったマイナスをお掃除できるのでしょうか?それは、真言という特別な言霊を繰り返し唱える、つまり「祈り」をすることにより、心は大掃除されてとても澄み清まり、大きく運気をアップできるのです。心に貯まったマイナスもプラスも一切を全て大掃除すると悟りの状態になり、空っぽになった心に今ここで使った言葉通りが瞬間に現実となって現れるのです。実は、心に貯まったプラスも時間が経つとマイナスに変化するので、プラスもマイナスも全てを浄化すると、イエス様が障害で立てない者に触れ「立て!」とおっしゃると障害が消えて歩けるようになったように、祈りによって誰にでも奇跡が起こせるのです。

 だから、人間として生まれたら、必ず「祈り」を実践して心のお掃除をしなければ、永続的な幸せを味わい続けることは、絶対にありません。これは絶対の法則です。

 祈りは宗教的行為ではありません。その証拠に宗教は嫌いな人も、「お幸せを祈っています」と普通に言うし、結婚式やお葬式、七五三では、僧侶や神主さんに祈ってもらいます。祈りは私達の潜在意識の奥深くにしっかりと根付いているのです。

「ありがとうございます」は世界最高の祈り言葉、感謝行で最高に幸せになれるのです。

ありがとうございます。

のさかれいこ