2014年3号 アホになると奇跡の達人になれる
私達は、小学校から大学まで長年にわたり、科学が絶対の真実だと教育されました。1+1は絶対に2になるのだと。しかし1+1が10にも1000にもなるという奇跡を、私はたくさん見聞きし、また体験もしてきました。
例えば、癌の手術後1カ月は入院が必要な大手術であったのに、どんどん回復し、本人の希望通り10日で退院した人、朝アトピーで毛が抜け落ちていたワンちゃんが、仕事を終えて帰ってみるとすっかり治っていて毛が生え揃っていた。明らかに癌が見つかったのに次の検査で消えていた。障害をもって産まれた孫が「この子はこのままで輝いている」と悟ったら孫の障害が消えた。2時間の運転中一度も赤信号に引っ掛からなかった等々、普通では起こり得ない奇跡を体験する笑顔セラピー受講生様が数知れません。
ジェームスジーンという科学者が「科学はいろいろなことを断定するのをやめるべきである。真実はしばしば逆流するのだから」と述べている。
全てこの世で起きていることは、言葉で作った虚の世界なのです。ノーベル賞に値するような素晴らしい科学的法則すらも「色即是空」であり全て言葉で作った虚なのです。
悟っていない我々はどうしても目の前で見る現実が全てであり、権威ある人々の言葉や科学、マスコミの報道を真実だと思います。しかし、我々の住む世界にある真実は「言葉通りになる」、つまり我々が思った事、信じた事が現実をつくるというたった一つの真理だけが存在しているのです。
最新の科学もとうとうそのことに気づき、この宇宙から、言葉を使い意識を持った唯一の生き物である人間が消えるとこの宇宙は消える、人間の意識がこの宇宙を創っていると結論づけました。
ただ、世界中の人が信じ切った事実や法則は、信じた人の人数倍、使った言葉の回数倍の相乗効果をもって集合意識となり現実化しています。そしてその事実を世界中の人がさらに見聞きし、信じ、言語化し続けた結果、さらに凝り固まって現実をつくるということの繰り返しなので、そう簡単に変化しないのです。そうして人類が言葉の創造力によって営々と築いてきた世界こそが、絶対的客観的真実だと誰もが思いこんでいるのです。
科学を信じていると、科学の法則通りの事しか起きない、奇跡は起きないのです。全て信じた通り、言葉通りになるのですから。だから、潜在意識の中に貯まっている、過去に繰り返し学んだ知識も体験も一度消してしまう必要があります。言い換えると、自分の思いを捨て切る、つまり空になった時、言葉通りに奇跡が起きるのです。「ありがとうございます」は、心の中を空にし、完全完璧、絶対プラス、無限健康の世界に置き換える最高最大の言霊なのです。感謝行により、科学にも社会の法則であるお金や地位にも縛られずに、真理の言葉を自由に駆使して無条件の幸せに生きることができるのです。
感謝行を本気で実践して心をきれいさっぱり大掃除し、常識も科学も捨て、「アホ」になると奇跡の達人、無条件の幸せになれるのです。今がチャンスなのです。ありがとうございます。
のさかれいこ