2013年 4月号 卒業式は最後の審判の日

2013年は地球規模の大変革の年、そして最後の審判が下るといわれています。

最後の審判というと、なんだかマイナスのイメージがあり、閻魔大王さまが裁判官となって我々の事を審判され、地獄行きか極楽行きかが分かれるといったイメージがあります。

 そうではなく、最後の審判というのは、自分自身が何を選ぶか、その決意によって運命が大きく変わる、そんなタイミングが今この時期だということです。

 

私達人間だけは、言葉という道具を使って自由に人生を選ぶことができます。100%言葉通りの人生になるのです。心から思えなくても、形からでいいから、しっかりと言葉で言い切れば、その言葉を選んだことになるのです。

 例えば、相手の言動に傷つき、怒りがでてきて「腹が立つ」と思い言語化すると、ますます腹が立つし、また怒るべき事をする相手を引き寄せ、怒りの人生を歩むことになります。逆に、学びのチャンスをいただいたと思い「ありがとうございます。ここから気づく。ここから良くなる。ありがとうございます。」という言葉を選べば、言葉通りに気付きと学びのチャンスとなり、その後の人生がバージョンアップします。

 

しかし、せっかくプラスを選んでも、次の瞬間、感情的には「やっぱり腹立つ」と思ってしまうとマイナスを選んでしまい、また思い直して「ありがとうございます」というと、マイナスとプラスをくり返し、審判はどちらともつかなくなってしまいます。ですからこみ上げてくる感情が強ければ強いほど、その感情を言葉で自分の選択として選んでしまわないように、瞬間瞬間、間断なく、しっかりと「ありがとうございます」を唱え続ける事が大切です。ここが大切な所で最後の審判をプラスにするポイントです。感情的反応を超え、しっかりと言葉を選ぶのです。「ありがとうございます」を選びましょう。

「ありがとうございます」というのは単なるプラス言葉ではなく真言なので、マイナスを消し、全てを大調和させる働きがあります。だから唱えているうちにマイナスの感情が薄れてゆき、マイナスの気持ちにふりまわされなくなり、しっかりとプラスを選んでゆけるようになります。「ありがとうございます」を選び切ったら、気持ちがグングン調和し平和になり、その後人間関係や仕事が一大調和の姿で大きくプラスの方に回りだすのです。

 

3月は卒業式のシーズンでしたね。学生生活の中にマイナスもあればプラスもあったと思いますが、卒業式の日にプラスを選び「○年間よかった。ありがとうございます。」と言い切り過去をプラス一元にすると、心でプラスを掴んだのですから、過去ばかりでなくこれからの人生がプラスだけに変わるのです。それが卒業式の本当の意義なのです。

だからいつでも、プラスを選びなおせば、毎日が卒業式です。最後の審判をプラス一元にして幸せ一杯に暮らし、地球人類も平和にしましょう。しっかりと自分の意志で「ありがとうございます」を選んでくださいね。

ありがとうございます

のさか れいこ