2013年 2月号 新たなる調和と共生の時代へ

 今年は、前々から叫ばれていた通り歴史的大転換期で人類未曾有の大変革期のピークです。歴史の教科書にのるくらい大きな変化がおきるといわれています。

しかし一見マイナスに見える世界の現実の様相は、本質は決してマイナスではなく、過去に人類が作り上げてきた文明や社会システムが一旦壊れて消えてゆく姿なのです。産みの苦しみを経て愛しい赤ちゃんが生まれるように、あと10年~15年位のお産の時を経て、お金中心の争いの時代が終わり、調和と共生の時代が確実にやって来るのです。みんなが自然に協力し合い、他の為に働き、喜びあえる、そんな時代の社会システムが出来るのです。

 建築物に例えてみましょう。子供が生まれるなど家族の生活のパターンが変わったため、何世代も前からずっと受け継いで住み続けてきた家ではなく、もっと便利な今の暮らし方に合う家を新築しようという時、慣れ親しんだ家を一旦全て壊しますね。この床の間の風情が好きだから置いておこう、寝室はこのままで・・・と言っていたら、リフォームはできても、従来の古い平屋の日本家屋を3階建ての白い壁の鉄筋コンクリートの近代的なデザインと設備の家に建て替えることはできません。現代社会のプラスもマイナスも全てを壊し、そして新たなかつて見たこともないすばらしい建築の準備が着々と行われているのが現代なのです。

 

 だからこの10年の暮らし方が非常に大切です。そのポイントを2つお伝えします。

① 一人一人の人生にも、大きな波がやって来るかもしれませんが、決してマイナスではなくプラスの為の浄化なのです。恐れたり嫌がると、波に巻きこまれマイナスがふくらみますから、浄化を喜んで受け止めましょう。するとほんの小さなさざ波と受け止める事が出来て波を乗り超え、その上不思議と喜びがわき上がってきます。そして求める気持ちがすっかり消え、満たされた気持ちで感謝と幸せ感一杯に生きることになります。そのため、絶対に必要なのは、マイナスを浄化し大きなプラスに変える感謝行の実践です。多くの方が実践し、もうすでにこのような不思議な喜び体験を経て、無条件の幸せを実感しておられます。


② 自分や自分の家族の為に働くという考えはもう古い、心と体を精一杯使って人の2倍働く、そうすると自分や家族の事は他がしてくださる、そういう共生の循環にのるのが新時代の地球人類の生き方です。元々「働く」とは「端を楽にする」という意味です。そしてスピード化してテキパキと動くと波動が上がり、自然に潜在能力が出てきて喜ばれる仕事ができるのです。「そんなに働いたら疲れる」という考え方は過去の時代の産物です。働けば働くほど元気で有能になり楽しくなるのが、これからの地球人なのです。その意識転換は感謝行によって、自然に起きてきます。

 

「ありがとうございます」を真剣にたくさん唱え、笑顔をつくっていると、自然に意識が変わってすっかりプラス思考になり、不動心になり、その結果、とても健康で愛に満ちた暮らしに変わります。奇跡さえも日常的に起きてきて、運が良くなり元気になります。

ありがとう一杯、笑顔一杯で、大変化の年を幸せ一杯に暮らしましょう。

のさか れいこ