2017年8月号 「幸せ」の誤解

「幸せ」の誤解

 

 私達は、幸せに暮らすことを目的に、その為に必要な物事を求め続けて、暮らします。

まず、お金。少ないと辛いし、貯金や将来の収入が確保できてないと、不安が募る。だから、とにかく、収入の確保が大事。儲ける為には、良い就職、また技術や能力や学歴や直感が必要です。人々は、その為の勉強やトレーニングや向上努力を、子供の頃から頑張ります。

 そしてお金のつぎには、同じ儲けるのでも、人から尊敬されたり、認められるような儲け方がしたい、つまりプライドが満たされる生き方を求めると、さらに努力が必要です。

 お金やプライドと同時に、人間は愛されたいと熱望する生き物です。家族を作り、家族と共に愛し愛される生き方を求める、又は仲間や友人との関係の中に、確実に愛されていると感じられないと、不安や嫉妬心が起きてきます。人間関係で悩んだことの無い人はいないでしょう。

 そして、病気を経験すると、今度は何としても健康維持が目標となり、必死に肉体のケアに励むこととなります。

 

人生の質が上がって、次に求めるのはやりがいと生きがい 

お金、プライド、愛、健康、の4要素が十分に満たされ安定したら、一生満足かといえば、決してそんなことはありません。今度は生きがい、やりがいを求め始めます。

 しかし大半の庶民は、4つの要素を十二分に満たされないので、真剣にやりがい生きがいを求める所まで、いかないようです。

そして、幸せの条件を求めて得られない、深くて辛い悩みの中に埋没している人がどれほど多いことか、これらの悩みを前向きにとらえて、トライする人々をやる気のあるプラス思考の人というのです。

 

プラス思考で本物の幸せになれるのか

 プラス思考で前を向いて進んでいても、幸せを必死に求める旅が人生であるとするなら、人生とは、自分にとって本当に価値のあるものでしょうか?生まれてきてしまったのだから、何とか努力し続け、ちょっとでも幸せになれる道を、歩みつづけるしかないのでしょうか?

 または、こんなに険しい人生道を歩まなくとも、幸せになる生き方があるのか、考えてみる必要はないのでしょうか?そんなことを考えてみるゆとりもないのでしょうか?

 

「本物の幸せ」になる「本物の人」になることが、生きる目的

 実は、ほんの少数の方ではありますが、求め悩み続けることは一切なく、本当にいつも幸せに暮らしている人が存在することを、私は確認しています。 「本物の幸せ」を知っている人たちです。

本物の幸せとは、どんなものなのか言葉では、決して現せません。

ただ、本物の幸せを味わって暮らしている人たちの共通点があるのです。それは幸せになる為の4つの条件や生きがいなどを、一切求めていない、そして、人々を幸せにすることを求め、やっています。喜び勇んで!!

 

 すると、100%必ず必要な物も事も人々の愛も、全て与えられ、とても幸せであることに気づくことになります。とても不思議なことですが、これは宇宙の絶対法則に基づいて起きることなのです。

 

 本物の幸せになる「本物」になる為に、笑顔セラピーでは、感謝行の実践をします。本物になる人が次々と現れているのが、私の喜びで私の本物の幸せです。