2010年 9月号

2010年 9月号

 ホットな夏がまだまだ続いています。お元気で、笑顔していらっしゃいますか?
人間は神の分け御霊だといわれます。でも「あなたは神です」といわれてもなんだかぴんとこないですよね。神とは大自然のことです。「人間がお母さんの子宮の中で生まれて10カ月育ってオギャーと生まれる」ということを考えると、なるほど大自然の法則そのものであり、大自然なる存在、つまり神であると理解できますね。
 神を海だとすると、波から生じる一滴の滴が私達人間だと例えることが出来ます。どんな小さな滴であっても、元に戻れば海と全く同質、海そのものです。滴の自分、神なる自分のことを霊、また霊性といいます。
そしてその滴の周りに魂があります。そのまた周りに肉体をまとっている、つまり三重構造になっているのが私達人間です。
 魂とは意識のことで、マイナス思考の人の魂はマイナスで一杯、プラス思考の人の魂はプラスで満たされています。魂とは心の芯の部分のことですね。
 心の芯つまり意識=魂の外には感情があります。肉体があるから私達動物には感情があるのです。快、不快という感情は、肉体をちゃんと維持できるように与えられたものです。もし肉体が傷ついても痛いとか苦しいという不快感情がなければ、平気で肉体を傷つけて死んでしまう人や動物が存在するでしょう。お腹が減ると不快になり、食べるという快の感情を求めて行動して、命を維持し肉体を成長させます。
 霊つまり神としての自分は、無限なる命の存在であり、無限の無限の健康が一杯、無限の無限の愛が一杯、無限の無限の能力が一杯、無限の無限の叡智が一杯、無限の無限の喜びが一杯、無限の無限の調和が一杯、無限の無限の安らぎが一杯、無限の無限の幸せが一杯です。
私達は日々いろいろと思い考えます。その時必ず言葉を使います。それがすべて心というCDロムにかきこまれて記録され魂となり、過去に記録された通りを、今現実化して味わっています。「私は病気」と思うとその通り病気の自分が現実化します。奥には無限健康な神としての自分がすでにスタンバイしているのですが、肉体、感情、意識としての自分が出しゃばっていると、神なる自分を封印してしまい出てこられないのです。
CDロムに何も書きこまれていない状態になると、封印がないので神なる自分が出てこられるのです。
 しかしCDロムにいったん書きこまれた事はなかなか消せませんね。「もうマイナス思考はやめよう」と思ってもやっぱりマイナスにとらえ、CDロムにまたマイナスを書き足してしまいます。
 でも、私達にはCDロムの強力な消去ツールがあります。それはなんでしょう
か?そう「ありがとうございます」です。「ありがとうございます」を真剣
に唱えると、あっという間に封印が解けて消え、神なる自分が現れ、マイナスは全て消え調和します。「ありがとうございます」とは、奥の本当の自分、つまり本氣本心であり、神の名前なのです。名前を呼んで内なる神をよびだすのです。無限の無限のありがとうございます。
             

のさかれいこ